釣り方

ブリ・ワラサをショアから釣る:呼び名・ジグの選び方・締め方

ブリやワラサをショアから釣ってみたい。でも「ワラサって何cmから?」「ジグは何グラムを買えばいいの?」「釣ったあと、どう持ち帰ればおいしいの?」と迷っていませんか。

この記事のポイント

  • 群れの気配と時間帯を見る
  • ジグは重さと飛距離を優先
  • 釣ったらすぐに締めて冷やす

先に結論です。ブリ・ワラサは、群れが岸に寄るタイミングで、メタルジグを遠くまで飛ばして狙うのが基本です。釣れた後の血抜きと冷却で、持ち帰りの味が大きく変わります。

この記事で分かることは、次の3つです。

  • 呼び名の考え方と、釣れる状況の目安
  • ジグの選び方と、動かし方・やり取りの基本
  • 釣ったあとの締め方と、持ち帰りの注意(後半で説明します)

後半の「STEP5」では、青物釣りで意外と多い失敗を説明します。

STEP1 ブリ・ワラサってどんな魚?呼び名は?

ブリは、成長するにつれて呼び名が変わる出世魚として知られています。ワラサは、その途中の大きさの呼び名です。

  • 呼び名は、地域で異なる(関東と関西で違う、など)
  • 呼び名が変わるサイズも、地域で異なる
  • 小型のうちは、ワカシやイナダ、ハマチなどの名前が使われる

ここでは「ワラサ」を、中くらいの大きさのブリの仲間として説明します。地域の呼び名は釣具店で確認すると、情報収集がしやすくなります。

STEP2 ショアで狙える場所と時期の考え方

ブリやワラサは、小魚を追って岸近くに寄ることがあります。

  • 潮通しの良い堤防の先端や、岬の周り
  • 水深のあるサーフや、河口付近
  • 小魚の群れ(ナブラ)や、鳥の動きが見える場所
  • 朝まずめや夕まずめの、薄暗い時間帯

釣れる時期は、地域で大きく異なります。一般的に、水温が下がる秋から冬に話題になる地域が多いです。時間帯の考え方は朝まずめ・夕まずめの考え方、潮の見方は潮見表の見方がそのまま使えます。

STEP3 ジグの選び方と動かし方

ショアからは、メタルジグを遠くへ飛ばして探る方法が基本です。

あなたの状況は、どれに近いですか?

  • A:ショアジギングが初めて → 中くらいの重さのジグから
  • B:風が強く、飛距離が出ない → 重めのジグ
  • C:魚が水面付近にいる → 軽めのジグやプラグも

選び方の目安は、次の通りです(数値は目安で、場所や竿の許容範囲で変わります)。

  • 重さ:竿に表示されたルアーウエイトの範囲内で選ぶ
  • 形:細身は飛距離が出て、幅広はゆっくり沈む
  • 色:光の量で変わる。迷ったら、銀系や青系から

ジグの重さの考え方はメタルジグの重さの選び方、ショアジギング全体はショアジギングの始め方で解説しています。

動かし方は、着底したら、竿をしゃくって巻くを繰り返すのが基本です。魚の泳層(タナ)は日によって変わるので、底から表層まで、探る層を変えてみるのがコツです。

STEP4 掛けてから取り込みまで:ドラグが決め手

ブリやワラサは、掛けると強く走ることが多い魚です。

  1. 掛けたら、竿を立てて、竿の弾力で受ける
  2. 走られたら、ドラグ(糸が出る機能)に任せる
  3. 止まったら、ポンピングで少しずつ寄せる
  4. 足元で再び走ることがあるので、最後まで油断しない
  5. タモで取り込む。足場が高ければ、柄の長いタモが必要

ドラグは、手で糸を引いて、少しずつ出る程度が目安です(ドラグの設定方法)。

STEP5 釣ったあとが一番大切:締め方と持ち帰り

予告していた、見落としやすい点です。ブリの仲間は、釣ったあとの処理で、味がかなり変わると言われます。

  • 取り込んだら、早めに血抜きをする(エラの根元などを切る方法が一般的)
  • 血抜き後は、海水を入れたバケツで血を出し切る
  • そのあとは、氷を入れたクーラーボックスで冷やす
  • 大型は、クーラーに入る大きさかを事前に確認する

締め方の手順は魚の締め方、持ち帰りは魚の持ち帰り方で詳しく説明しています。クーラーはクーラーボックスの選び方が参考になります。

ショアの青物釣りの安全

青物釣りの現場は、波や足場、周囲の人との距離など、危険の多い場所です。

  • ライフジャケットを必ず着用する(ライフジャケットの選び方)
  • キャスト前に、後ろと周りの人を確認する
  • ジグの針は大きく、跳ねると危険なので、周囲に注意する
  • 波が高い日、風が強い日は釣りをしない(風と波の判断)
  • 立入禁止や釣り禁止の場所には入らない(地域や場所で異なるので、必ず現地の掲示や管理者、釣具店で確認)

よくある質問

Q. ワラサは何cmからですか?

地域によって、呼び名の基準は異なります。釣具店や、地元の釣り人に聞くのが確実です。

Q. ジグは何グラムを買えばいいですか?

竿のルアーウエイトの範囲内で、中くらいの重さを数種類持つのが目安です。風や飛距離で使い分けます。

Q. ブリの仲間は、毎日釣れますか?

釣れる日は限られます。回遊する魚なので、小魚の気配や情報を頼りに、通うつもりで臨むのが現実的です。

Q. 釣ったあと、すぐに食べられますか?

血抜きと冷却をしたうえで、新鮮なうちに調理するのが一般的です。生食は寄生虫に注意し、不安なら加熱してください。

まとめ

ブリ・ワラサは、群れの気配を見て、ジグを遠くへ飛ばし、ドラグに任せて取り込むのが基本です。そして、釣ったあとの血抜きと冷却が、持ち帰りの味を決めます。

今日できる最初の一歩は、「地元の釣具店で、今釣れている青物の大きさとジグの重さを聞く」ことです。

最初は戸惑っても、1つずつ試せば、感覚はつかめます。安全第一で、挑戦してみてください。

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